栄養療法

栄養療法とは

肌や身体の不調を、細胞レベルで改善に導く。それが栄養療法です。
栄養を考えて毎日の食事を摂っているつもりでも、意外と栄養素が足りていなかったり、偏っていたりするものです。血液検査で自分の栄養状態を知り、不足している栄養素を正しく、バランスよく補充することで身体を正常な状態に導くことができます。そしてバランスとともに大切なのは、しっかりとした量の補充が必要です。
良質で最適な量の栄養素補給は、新しく生まれてくる細胞の機能をより健康なものにしてくれます。それによって、病気を治したり、美肌になったり、元気になったりすることができるのです。
血液検査でご自分の栄養状態を知ることが治療の第一歩です。
カウンセリングでは普段のお食事内容や生活習慣、具体的なお悩みなど詳しくお話を伺います。
1か月程度で血液検査の解析が終了し、足りない栄養素と、自覚されているお悩みとの関係、効果的な補充療法をご説明・ご提案します。

こんな方におすすめ

• 病院を受診しても症状を抑えるだけの治療（対症療法）しかしてもらえない
• 慢性的な症状があって、原因があるはずなのに病気は見つからない
• このような症状でお悩みの方

  疲れやすい

  お腹の調子が悪い

  めまいがする

  生理痛が重い

  慢性的な頭痛がする

  気分の浮き沈みが激しい

  落ち込みやすい

  肌荒れしやすい

  爪が割れやすい

  むくみやすい

当院の栄養療法の特徴

• 足りない栄養素、取りすぎている栄養素を患者様ごとに解析
• 栄養解析レポートをお持ちかえりいただけます
• 患者様ごとにサプリメントの処方提案を行います

検査の流れ

• 1.

  医師による診察

  まずは、医師の診察を受けていただきます。
  現在お困りの症状や普段の生活習慣など詳しくお話を伺います。

  

• 2.

  血液検査

  問診表を記入していただき、
  血液検査を行います。

  

• 3.

  栄養診断レポートを作成

  血液検査、問診の結果を元に栄養診断レポートを作成いたします。作成には約1か月程度かかります。
  血液検査結果と栄養診断レポートは診察の際にお渡しいたします。

  

• 4.

  医師による再診察

  医師の診察を再度受けていただきます。栄養診断レポートの詳細な結果説明をさせていただきます。オーダーメイドでサプリメントを処方させていただきます。更に、生活習慣や食事指導なども行います。

  

金額

血液検査＋分子栄養学解析	22,000円
血液検査＋体内ミネラル＆有害金属検査＋分子栄養学解析	30,800円

注意事項

血液データに基づきサプリメントを内服するため、効果の実感には個人差があります。
一般的に数か月単位で内服を続けることにより、徐々に効果の実感があります。
半年～1年に一回の血液検査を推奨しております。

体内ミネラル＆重金属検査（オリゴスキャン）とは

手のひらをオリゴスキャンという機械で直接スキャンすることで、沈着したミネラルを測定する検査です。オリゴスキャンでは『吸光光度法』という技術を用いています。吸光光度法とは、組織に光を当て反射してきた光を分析し含まれる元素の量を測定するものです。対象となる物質による光の吸収の程度を測定することによりどの物質がどの程度沈着しているのか調べることができます。
オリゴスキャンを用いることで手のひら4か所をスキャンするだけで体内に蓄積している有害重金属と必須ミネラルを数分間で調べることが出来ます。

こんな方におすすめ

• 自分の健康状態を把握したい方
• 肌荒れが気になる方
• 慢性的に体調不良が続いている方
• 一度太ると痩せにくい方
• いらいらしやすい方

体内ミネラル＆重金属検査（オリゴスキャン）の特徴

• 有害重金属14元素＋体内ミネラル20種類が調べられる

有毒重金属がどの程度蓄積しているのか、体内ミネラルがどの程度過不足があるのか調べることが出来ます。絶対量だけでなく、ミネラル同士のバランスも調べることが出来ます。

有毒重金属 14元素

Al	アルミニウム	Cd	カドミウム
Sb	アンチモン	Hg	水銀
Ag	銀	Ni	ニッケル
As	ヒ素	Pt	白金
Ba	バリウム	Pb	鉛
Be	ベリリウム	Tl	タリウム
Bi	ビスマス	Th	トリウム

必須&参考ミネラル 20元素

Ca	カルシウム	Cr	クロム
Mg	マグネシウム	V	バナジウム
P	リン	B	臭素
Si	ケイ素	Co	コバルト
Na	ナトリウム	Mo	モリブデン
K	カリウム	I	ヨウ素
Cu	銅	Li	リチウム
Zn	亜鉛	Ge	ゲルマニウム
Fe	鉄	Se	セレン
Mn	マンガン	S	硫黄

• わずか数分で結果が分かる

手のひら4か所をオリゴスキャンでスキャンし、解析にかけます。わずか数分で結果が出るため時間がかからず試しやすい検査となっています。

• 結果はグラフ形式で分かりやすく表示

どの有害重金属や体内ミネラルが蓄積しているかをグラフ形式で分かりやすく表示します。また、抗酸化力、認知機能、代謝、免疫システム、組織修復能、糖尿病リスクなどを複合的に解析します。

検査の流れ

• 1.

  オリゴスキャン

  手のひら4か所をオリゴスキャンでスキャンします。

  2.

  測定

  体内の必須・参考ミネラルと有害重金属を測定します。

  

• 3.

  レポートを表示

  解析にかけ、数分後に結果をレポート形式で分かりやすく表示します。

  

金額

オリゴスキャン	16,500円

生活習慣病遺伝子検査とは

生活習慣病とは糖尿病や高血圧、肥満など、文字通り「生活習慣」が関連しておこる病気です。しかし生活習慣のみが病気の発生に関係しているわけではなく、生まれたときから持っている遺伝子が大きく関与していることが分かってきました。
もし、ご自身またはご家族が生活習慣病または心筋梗塞・脳梗塞を起こした事のある方など、ある特定の病気になりやすいという体質（遺伝子）があらかじめ分かっていたら、そうならないために実に様々な予防手段をとることができます。
生活習慣病遺伝子検査では、肥満、コレステロール、糖尿病などメタボリックシンドロームに関する遺伝子や酸化ストレスがたまりやすいかどうかを判定する遺伝子など62個の遺伝因子を測定し、あなたの体質にもとづいた予防医療をサポート致します。適正エネルギー量や運動を遺伝子検査を元に表示するためダイエットの計画を立てる際にも役立つ検査です。

こんな方におすすめ

• 自分の体質にあった運動や栄養療法を知りたい方
• 生活習慣の改善（栄養と運動）を中心として健康改善を希望される方
• 現在健康目的で何らかのサプリメントをご使用の方
• メタボリックシンドロームが気になる方
• ご自身またはご家族が生活習慣病または心筋梗塞・脳梗塞を起こしたことのある方

検査項目の紹介

• 脂肪を分解する力が低くなる遺伝子
• 基礎代謝が悪くなる遺伝子

を測定します。肥満は糖尿病や高血圧などの全ての生活習慣病・動脈硬化による心筋梗塞や脳梗塞に対し悪影響を及ぼします。また体重が重くなると関節に負担がかかり、腰痛や関節痛などが起こりやすくなります。

• 体にサビがたまりやすい遺伝子
• サビに対する抵抗力が低くなる遺伝子

を測定します。喫煙をしているとさらに酸化ストレスがたまりやすくなる遺伝子。
酸化ストレスは身体の細胞をサビつかせ、あらゆる組織や器官に悪影響を及ぼします。体内の臓器はもちろんのこと、シミ・シワ・ニキビなどお肌のトラブルにも大きく関わっています。

• 血圧が高くなりやすい遺伝子
• 動脈硬化が進みやすい（血管がダメージを受けやすい）遺伝子

を計測します。血圧が高い状態が持続すると動脈硬化の原因となります。動脈硬化は更に心筋梗塞や脳卒中を引き起こします。

• 悪玉コレステロールが高くなりやすい遺伝子
• 善玉コレステロールが低くなりやすい遺伝子

を計測します。脂質異常症が持続した状態では血管の壁にコレステロールがたまって動脈硬化が進行し、さらには狭心症や心筋梗塞・脳梗塞を引き起こします。

• 血糖を下げるホルモン（インスリン）の効きが悪くなる遺伝子。
• 糖尿病の合併症が進みやすい遺伝子。

を計測します。血糖が高い状態が続くと、網膜・腎臓・神経がダメージを受けていきます、また動脈硬化の伸展にも関わっているので重篤な心血管イベントを引き起こします。

• 血が固まりやすくなる遺伝子。
• 喫煙していると血が固まりやすくなる遺伝子。

を計測します。心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高くなります、生活習慣病をお持ちの方は、この遺伝子があるとさらに厳格なコントロールが必要になると考えられます。

• 感染に対する防御反応が低下する遺伝子
• 免疫反応が狂いやすくなる遺伝子
• 免疫応答障害が起こり、血管障害が進みやすい遺伝子

を計測します。免疫反応が不適当な形で起こることにより、病気になりやすくなったり、動脈硬化が進展しやすくなってしまいます。

• 骨粗鬆症になりやすい遺伝子

を計測します。

• アトピー性皮膚炎になりやすい遺伝子

を計測します。

検査の流れ

医師による診察を行った後、血液を数ml程度採取します。検査当日はこれで終了です。
結果は1ヶ月程度で判明しますので、その際に医師より説明を行います。

金額

生活習慣病遺伝子検査	66,000円
オプション追加	1点追加ごとに22,000円

がん遺伝子検査とは

癌（がん）遺伝子検査ではこれまでの検査では発見できなかった極々微細な癌（がん）細胞を早期発見することができ、手術などの治療が必要な前の段階で予防が可能です。
日本人の死因の第1位は癌（がん）で約30%と非常に高率です。我々の体では様々な生活要因（タバコ・紫外線・ストレスなど）により知らず知らずのうちに遺伝子が傷つき癌（がん）細胞が発生しています。通常は自己の免疫で癌（がん）細胞を排除するのですが、それを上回るくらい癌（がん）細胞ができてしまうと、徐々に大きくなり、発癌（がん）してしまいます。
これまで癌（がん）の検査というとCTやPETといった画像検査や内視鏡検査、また腫瘍マーカーといわれる蛋白質を血液検査で計測するということしかできませんでした。しかしこれらの検査でひっかかる頃には、既に癌（がん）は手術や抗癌（がん）剤治療・放射線治療が必要なレベルまで大きくなっています。
癌（がん）遺伝子検査ではこれまでの検査では発見できなかった極々微細な癌（がん）細胞を早期発見することができ、手術などの治療が必要な前の段階で予防が可能です。

こんな方におすすめ

• 癌（がん）のリスクがないか心配されている方
• 毎年人間ドックに行かれている方
• ご家族に癌（がん）になったことがある人がおられる方
• 癌（がん）が見つかって、治療をしたが再発が心配な方
• 喫煙者の方

がん遺伝子検査の特徴

• 超早期診断

画像検査や内視鏡検査では発見が困難なごく小さい癌（がん）細胞（5mm以下）を、癌（がん）細胞から血液中に遊離される遺伝子（DNA、RNA）等で解析します。これにより超早期診断が可能になります。

• 予防管理

癌（がん）遺伝子検査でひっかかってしまったからといって、すぐに手術などの治療が必要なわけではありません。実は、まだ癌（がん）にはなっていないのです。
しかし、このまま放っておくと、10～20年後に癌（がん）になる可能性があるので、もしひっかかってしまったら、体に負担のない治療で癌（がん）細胞を排除することが可能です（例えば、個人の体質や生活に合った生活指導やサプリメント療法・高濃度ビタミンC点滴・血液クレンジング・オゾン療法など）。そういう意味で従来の癌（がん）治療が必要な発癌（がん）を予防することが可能であるといえるでしょう。

• 再発防止管理

画像診断では追跡が難しい微細な癌（がん）細胞による癌（がん）再発リスクを評価します。

検査の流れ

• 

  ドクターによる說明

• 

  採血・検査

• 

  レポート・結果說明

検査項目概要

細胞は、いくつかの遺伝子の変異が積み重なることによって、癌（がん）化します。
どんな遺伝子変異が癌（がん）に結びつくかは臓器によって違いますので、下図のように多種類の遺伝子検査を行い、その組み合わせで判定していきます。

金額

基本コース	132,000円
精密検査コース	198,000円